Java入門（第10回）

Java

振り返り

継承とは

クラスの性質を受け継いで、別のクラスを作成することを「継承」と呼んでいます。親子の関係が成り立つことから、継承元の親クラス（スーパークラス・基底クラス）、継承先の子クラス（サブクラス・派生クラス）と呼ばれます。

たとえば、車とセダンの関係を見てみましょう。

  • 車はセダンの基底クラスである。
  • セダンは車を継承する。
  • セダンは車の派生クラスである。

車の具象化がセダン（車種のなかの一つ）であるように、セダンを抽象化させたものが基底クラスになるとも言えます。

class 派生クラス extends 基底クラス
{
    //派生クラスの実装
}

前回演習問題の解答 例

問題1

問題文

前回、作成したクラスにメソッドを作成してみましょう。

解答例

import lombok.Data;

@Data //Lombokを利用することでSetter/Getterの記載を省略
public class Game {
    
    private String title;
    private String device;
    private int price;    
    
    public Game() { // コンストラクタ
        System.out.println("引数なしコンストラクタが呼ばれる");
    }
    
    public Game(String title, String device, int price) { //コンストラクタ
        this.title = title;
        this.device = device;
        this.price = price;
    }
        
    public void play() {
        System.out.println(device + "をONにして" + title + "を遊びます");
    }

}
問題2

問題文

基底クラスと継承したクラスを3つ作成してみましょう。

解答例

public class Game{
  //基底クラス（ゲーム）
}
public class SmartPhoneGame extends Game
{
  //派生クラス（スマホゲーム）
}
public class PlayStationGame extends Game
{
  //派生クラス（プレステのゲーム）
}
public class NintendoSwitchGame extends Game
{
  //派生クラス（任天堂スイッチのゲーム）
}

今回の演習問題

問題1

問題文

インターフェースを作成してみましょう。

問題2

問題文

インターフェースを実装したクラスを３つ作ってみましょう

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